5類移行後、小学生娘がコロナに感染。5類感染症移行後のコロナ対応 受診から学校へ登校できるまで

Uncategorized
にほんブログ村 子育てブログ 子育て情報へ
にほんブログ村

日本ブログ村に参加中↑ポチっとしていただけたら嬉しいです。

新型コロナウイルス感染症の位置づけは、これまで、「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」としていましたが、令和5年5月8日から「5類感染症」になりました。

変更ポイント
  • 政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない。
  • 感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる。
  • 限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、幅広い医療機関において受診可能になる。
  • 医療費等について、健康保険が適用され1割から3割は自己負担することが基本となるが、一定期間は公費支援を継続する。

上記のことが主な変更点になりました。

令和5年8月、小学生の娘がコロナに感染しました。

そこで、様々な疑問が浮かびました。

おはな
おはな
  1. コロナを疑った場合、どこの病院を受診したらいいのか
  2. 受診の流れが分からない 診察室には入れる?薬局への薬の受け取りは?
  3. 学校はいつから行けるようになるのか
  4. 学校に提出する書類は何を提出すればよいのか
  5. 同居の兄弟は学校に行けるのか
  6. 同居の親は出勤しても大丈夫なのか
  7. 娘を隔離した方がいいのか
  8. 療養上の注意点

上記の疑問について、実体験を元に説明していきます。


1.コロナ感染を疑った場合、どこの病院を受診したらいいのか

基本的には、かかりつけ医でOKです。しかし、病院によってはPCR検査や抗原検査を扱っていない病院があるため、事前に電話確認した上で受診した方がいいです。また、5類になったとはいえ、24時間以内に発熱のあった方や、一週間以内に37.5℃以上の発熱のあった方は、発熱外来を受診してくださいと言われるケースがほとんどです。また、発熱のある患者さんは、一般の待合室には入室できない場合がほとんどですので、いずれにしても、事前に病院への確認や予約が必要になりますので電話してから受診するようにしてください。

娘の場合は、かかりつけの小児科を受診しました。24時間以内に37.5℃以上の発熱があった方は、発熱外来を予約してくださいとホームページに記載されていたので、電話予約の上、受診しました。電話予約の際に、いつから発熱したのか何℃の熱が出たのか咳などの他の症状はないかコロナの検査は希望するか、薬は粉がいいか錠剤がいいのか(小児科なので処方がスムーズにいくように)解熱剤の処方は希望するのかなどを質問されました。経過を説明できるように、事前にメモを取っておくといいです。


2.受診の流れが分からない 診察室には入れる?薬局への薬の受け取りは?

小児科受診の流れ(娘の受診した病院の場合)

まずは電話予約をします。(病院によってはWeb予約ができるかもしれません)一般の待合室には入らず、駐車場に着いたら車の中から電話で教えてください、と言われました。

予約時間に病院駐車場に着くようにする。到着したら、駐車場から、『駐車場に到着しました。』と病院へ電話連絡。受付の職員から、車のナンバーと車種、電話番号を聞かれる。『順番が来たら、隔離室での診察になりますので、車の中で待機していてください。また連絡します。』と説明を受ける。

電話が来て、『これから隔離室での診察になりますので、保険証、診察券、こども受給者証を手に持って入室してください。』と言われる。

隔離室に入り、保険証などを提出。しばらくすると医師が来て診察。隔離室内でコロナ抗原検査を受ける。

看護師より『検査結果が出るまで、車の中でお待ちください。電話にて医師から検査結果をお話します。』と説明され、退室して車で待機する。

  ↓  

電話で、医師より『コロナ陽性でしたので、〇日までは学校を休んでください。症状が治まれば、〇日から登校できます。学校に提出する書類があると思うので、学校に連絡して指示をもらってください。お大事にしてくださいね。』 ここで、わからないことがあれば、医師に質問します。診察が終了しました。

受付の職員が、診察券や領収書や処方箋をもって車までお会計に来てくれました。

薬局へ処方箋を持っていきます。娘は、車の中で待てる年齢なので、車で待っていてもらい、私だけで処方箋を出しに行きました。処方箋を出すと、『車の中で待っていてください。車まで薬をお持ちしますね。』と説明され、車へ戻りました。数分後、薬剤師さんが車まで来てくれ、薬の説明をしてくれました。

これで受診完了です。

3.学校はいつから行けるようになるのか

学校保健安全法施行規則において、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間としています。

おはな
おはな

発症日を、0日目とカウントするのがポイントです。

例えば、8/10を発症日(発熱した日)とします。そうすると…

8/10を0日目(発症日)

8/11を1日目

8/12を2日目

8/13を3日目

8/14を4日目

8/15を5日目

と数え、8/16~登校可能となります。(症状が軽快した場合)

学校における出席停止措置の取扱いに関する留意事項


○ 新型コロナウイルス感染症への感染が確認された児童生徒等に対する出席停止の期
間は、「発症した後五日を経過し、かつ、症状が軽快した後一日を経過するまで」
を基準とすること
※ 無症状の感染者に対する出席停止の期間の取扱いについては、検体を採取した日から5日を
経過するまでを基準とすること


○ 「症状が軽快」とは、従来の社会一般における療養期間の考え方と同様、解熱剤を
使用せずに解熱し、かつ、呼吸器症状が改善傾向にあることを指すこと


○ 「発症した後五日を経過」や「症状が軽快した後一日を経過」については、発症し
た日や症状が軽快した日の翌日から起算すること


出席停止解除後、発症から 10 日を経過するまでは、当該児童生徒に対してマスクの
着用を推奨すること。
児童生徒等の間で感染の有無やマスクの着用の有無によって
差別・偏見等がないよう、適切に指導を行うこと

参考:学校保健安全法施行規則の一部を改正する省令の施行について(通知)文部科学省

4.学校に提出する書類は何を提出すればよいのか

自治体や学校によって、異なるようです。学校に確認してください。

令和4年8月、医療のひっ迫を防ぐため、文部科学省は新型コロナに感染した教職員や児童生徒が学校に復帰する際などの「陰性証明などの提出は不要」とするよう、全国の教育委員会などへ通知しました。そのため、基本的には証明書などの提出は不要です。

陰性証明書は、医師のサインが必要になります。そのため、陰性証明をもらうために再度病院を受診する必要がありました。今回の通達で、再度受診する必要がなくなりました。

おはな
おはな

私の自治体では、『出席停止解除に関わる証明書』という書類を、登校可能になった日に学校へ提出します。医師に記入してもらう欄はありません。発症した日と出席停止期間を保護者が記入しサインをするものです。合わせて、体温記録表に、発症日から5日目までの経過を記載します。書式は学校ホームページからダウンロードして自宅でコピー可能ですので、わざわざ学校に書類を取りに行く必要がありませんでした。(令和5年8月現在)

5.同居の兄弟は学校に行けるのか

新型コロナウイルスと診断されていない兄弟に関しては、出席可能です。

ただし、熱・咳・のどの痛みなどの症状が出ている場合は、無理をせず登校を控え、病院を受診することを推奨します。学校は集団生活を行う場所であるため、なるべく感染を広げないようにしましょう。

濃厚接触者の取扱いについて


令和5年5月8日以降は、濃厚接触者としての特定は行われないこととなり、従前であれば濃厚接触者として特定されていた者についても、今後は、行動制限及びその協力要請は行われないこと等を踏まえ、


・ 同居している家族が新型コロナウイルス感染症に感染した児童生徒等
・ 学校で新型コロナウイルス感染症の患者と接触があった児童生徒等のうち、感染対策を行わずに飲食を共にした者


であっても、新型コロナウイルス感染症の感染が確認されていない者については、直ちに出席停止の対象とする必要はないこと

参考:学校保健安全法施行規則の一部を改正する省令の施行について(通知)文部科学省

6. 同居の親は出勤しても大丈夫なのか

職場によって規定が様々です。職場に確認しましょう。

主人の職場では、基本的に新型コロナウイルスと診断されておらず、本人に症状がなければ、出勤可能ということでした。

基本的には、上記に記載した学校保健安全法施行規則に沿った内容を提示してくる企業が多いようです。ですので、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を基本とします。


7.娘を隔離した方がいいのか

コロナウイルスは、非常に感染力が強いので、部屋を分けるなどの対策が必要ですが、子どもの場合は非常に判断が難しいです。小学生の場合は、部屋にとどまることは可能ですが、未就学児となると難しいと思います。また、小さい子どもは容態が急激に変化する場合もありますので、保護者がマスクをしてそばで看病をする必要があります。

子どもがコロナになってしまった場合にできること

  • マスクできる3歳以上のお子さんには、なるべくマスクをしてもらう。(呼吸状態が良い時)
  • 隔離できる年齢でしたら、なぜ隔離が必要なのかを説明して理解を得る。(小学生以上)
  • 看病する保護者は必ずマスクをする。接触回数を少なめにする。
  • こどもとタオルを共有しないで分ける。
  • 定期的に換気、消毒をする。
  • お風呂は、感染者は一番最後に入る。(基本的には、シャワーなどで簡単に済ませる。)

上記方法で、我が家は対応していましたが、3歳の末っ子の『抱っこ』攻撃に遭いまして、近距離で咳を浴び、結局最後に母もコロナ陽性になってしまいました。しょうがないですよね(^^;)


8.療養上の注意点

コロナウイルスに感染した場合の対応について、まとめてみます。

コロナウイルスに感染した人

発症後5日間かつ症状が軽快して24時間程度は他人に感染させるリスクが高いことから、外出を控えることが推奨されます。また、10日間が経過するまでは、マスクを着用し、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

お世話をする方や同居家族の方について

ご自身の体調にも注意してください。

  • 感染した方の発症日を0日として、特に5日間は注意してください。
    7日目までは発症する可能性があります。
  • 外出するときには人混みを避け、マスクを着用しましょう。高齢者等のハイリ
    スク者との接触を控えるなど、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

家庭でできる感染対策

以下が基本の感染対策です。

1.窓を開けて換気しましょう

定期的に換気をしましょう。共用スペースや他の部屋も頻繁に換気をしましょう。

2.部屋を分けましょう

可能な範囲で部屋を分けましょう。お世話はできるだけ限られた方で行い、接触する時間をな
るべく短くするようにしましょう。

※心臓、肺、肝臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などが感染者のお世話をするのは避けてください。

3.マスクを着用しましょう

同居家族は可能な範囲でマスクを着用しましょう。感染した家族に接する時や外出する時は、マスクを着用しましょう。マスクを隙間無くフィットさせ、正しく着用しましょう。

4.手洗い等の手指衛生を行いましょう

こまめに手洗いしましょう。

5.汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう

体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。
・糞便からウイルスが検出されることがあります。

6.手で触れる共有部分を消毒しましょう

共用部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
・物に付着したウイルスはしばらく生存します。
・家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用量の
目安に従って薄めて使ってください(目安となる濃度は0.05%です(製品の濃度が6%の
場合、水3Lに液を25mlです。))。
 トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。
・タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。
・感染者の使用したものを分けて洗う必要はありません。
 洗浄前のものを共用しないようにしてください。
・特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどでは共用しないように注意しましょう

7.ゴミは密閉して捨てましょう

鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨ててください。その後は直ちに石鹸で手を洗いましょう。

まとめ

今回、無事に子どもたちは回復し、学校に行くことができるようになりました。5類感染症への移行後の対応について困っている保護者の方は多いようです。参考にしていただけたら幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村参加中↓ポチっとしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 子育てブログ 子育て情報へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました